価格はどのくらい？
今からデジタル一眼レフカメラを始める方が気になるのはやはりその価格です。
コンパクトデジタルカメラよりも高いということはお分かりだと思いますが、具体的な価格はどのくらいなのかを解説します。
まず、デジタル一眼レフカメラは性能で
そして
また、デジタル一眼レフのエントリークラス（入門機）の販売形態は
カメラ本体のみで、レンズはセットになっていない
カメラ本体の他に18-55mm等の標準ズームレンズがセットになっている
カメラ本体の他に、18-55mm等の標準ズームレンズと55-200mm等の望遠ズームレンズがセットになっている
という3形態になります。
キットレンズは値段に比べると品質は悪くありません。何故かというと、セットのレンズは多くの人が最初に触れるレンズであり、メーカーの評価に直結するためかなり丁寧に設計されているためです。もちろん大量生産されているためでもあります。
キットレンズで我慢できなくなった人が上位のレンズを購入するので、メーカーはそこで儲けを取り戻しています。ちなみにカタログに載っている物とキット付属のレンズは同じ物です。キット付属のレンズの方が作りが荒いなんてことはありません。
初めてデジタル一眼レフを始める方には、レンズキットの購入でも十分です。もちろん、初心者の方でもお金に余裕があるのであれば、お好きなレンズを単体で購入することをおすすめします。
エントリーモデル
エントリーモデルは初めてデジタル一眼レフカメラ始められる方がおもに購入するモデルです。他のモデルに比べ広く普及しており、価格のわりに性能が良いということが特徴です。画質の面では、ミドルエンドモデル、プロフェッショナルモデルにはかないませんが夜景モードやスポーツモードなどといった
また、エントリーモデルの多くはレンズと本体がセットで売られているものが多くあります。これらは本体とレンズを別々に購入するよりもお得に買うことができます。この場合、そのレンズが自分の使用用途に合っているかをよく確認する必要があります。
エントリーモデルの代表的な商品 ※価格はamazonのもの（2012/7/27現在)
ニコンイメージングのエントリー向けデジタル一眼レフカメラ。
ボディ単体、標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」を同梱したレンズキット、標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」のダブルズームキット、標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と望遠ズームレンズ「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」を同梱したダブルズームキットの4種類が発売されています。
エントリー向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss」シリーズのひとつ。「EOS Kiss」シリーズはこれまでも上位モデルと同等かそれ以上の性能・機能を備えるエントリー機として高い人気を集めてきました。
ちなみに、今までは「EOS Kiss X〇」というモデル名でしたが「EOS Kiss X6i」は、「Integrate」（統合）と「Intelligent」（知能）を意味する「i」が製品名に加わりました。
92年間蓄積してきた技術を生かした、ミドルクラス性能のエントリー機。エントリークラス価格の上に、エントリークラス並みの小型軽量ボディ、防塵・防滴構造や視野率約100%のガラスプリズムファインダーなど、上位機種と同等の機能にこだわり、一眼レフ初心者でも高画質画像の撮影を手軽に楽しめるように開発したモデル。 また、最高約6コマ/秒の高速連続撮影や1/6000秒の高速シャッター、設定変更を瞬時におこなえるダブル電子ダイヤルなど、速写性を 高める機能を搭載するとともに、ホールド性を向上させたグリップや機能性を重視したスポーティな 外観デザインを採用することで、アウトドアでの軽快な撮影を可能に。
ミドルエンドモデル
ハイアマチュアモデルとも言います。ターゲットはエントリーモデルからの買い替えの方です。プロフェッショナルモデルよりも価格が安く、エントリーモデルよりも画質が良い、中堅的なモデルです。エントリーモデルのように操作が簡単というわけではありませんが、より自分の撮りたいように撮ることができます。
とはいえ、撮影技術が伴っていなければミドルモデルである意味はなくなります。しっかりとエントリーモデルでカメラについて良く理解したうえでの購入が望ましいでしょう。
ミドルエンドモデルの代表的な商品 ※価格はamazonのもの（2012/7/27現在)
APS-Cサイズの約1800万画素CMOSセンサーと、高性能映像エンジンを2個装備した「デュアル DIGIC 4」を採用し、高い解像感と豊かな階調性を備えながら、最高約8コマ/秒の高速連写と約94枚の連続撮影を実現。常用設定のISO感度をISO100〜6400まで確保したほか、拡張設定で最大ISO12800を用意し、幅広い撮影領域に対応しています。
35mmフルサイズ、約2230万画素CMOSセンサー。最高約6コマ/秒の高速連続撮影と最高約3コマ/秒の静音連続撮影。新開発映像エンジンDIGIC5+の画像処理能力はDIGIC4の約17倍。常用ISO感度は100-25600。構図の自由度が大幅に向上した61点高密度レティクルAF。視野率約100%の高倍率ファインダー。
小型ボディーに数々の先進機能を搭載した、DXフォーマットの中級機。 新しいDXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 2」の採用。 また2016分割RGB測光センサー、39点フォーカスポイントのAFシステム、フルHDに対応した「Dムービー」など様々な新開発の技術・機能を搭載。 高画質・高精細撮影を実現する高性能と堅牢でコンパクトなボディーを両立した多彩なデジタル一眼レフカメラ。
プロフェッショナルモデル
その名の通りプロレベルのカメラです。ボディだけでも軽く50万円は超えてしまうほど高額です。もちろん、その価格に見合うだけの性能はあるのですが、問題は使いこなせるかというところです。もっとも、自分を含めてデジイチ初心者には関係の無いことですが（笑）。ステップアップを重ねていって、いつか一度は使ってみたいものですね。
プロフェッショナルモデルの代表的な商品 ※価格はamazonのもの（2012/7/27現在)
「ニコン D4」は、同社デジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル。「D3」シリーズの基本性能を踏襲しつつ、新たに、有効画素数1620万画素の新開発ニコンFXフォーマットCMOSセンサーや、画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載し、高精細・高画質と同時にすぐれた高速性能を実現しています。レンズセットの商品はありません。
プロフェッショナル向けデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D」シリーズの最新モデル。従来は、高画質を追求した「1Ds」シリーズと、高速性能にすぐれた「1D」シリーズの2系統で展開していたが、今回発売する新モデルからそれらを統合しています。新開発の35mmフルサイズ、約1,810万画素のCMOSセンサーと、DIGIC 4の約17倍の処理能力を持つ新映像エンジンDIGIC 5+(プラス)を2基装備したデュアルDIGIC 5+の搭載により、常用ISO感度を最高ISO51200まで拡大しました。これにより、屋内など暗所での撮影においてもノイズを抑えた美しい画像が得られます。
35mm判の約1.7倍となる44×33mmのコダック製約4000万画素CCDイメージセンサーを採用。広範なダイナミックレンジによる階調再現性や質感の描写にすぐれており、圧倒的な描写性能を実現しています。
また、デジタル一眼レフ専用画像処理エンジン「PRIME II」を搭載し、中判デジタル一眼レフ用アルゴリズムにより、階調豊かで色再現性にすぐれた高画質画像を実現。
