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ボタンや名称を覚える


「デジタル一眼レフカメラを買ったけれど、あれこれボタンやダイヤルがあってよくわからないよ。」「たくさんボタンがあって操作が難しそう。」
と言われるほどデジタル一眼レフカメラにはたくさんのボタンやダイヤルがあります。

最初から全部覚えるのではなく、少しずつ体で覚えていくのが一番、あれこれ使っているうちにそのうち指が勝手に動くようになってきます。

まずは基本的なボタンやダイヤルなどの解説をしていきましょう。

カメラ正面



シャッター
これはコンパクトデジカメなどと同じですね、半押し状態でピントを合わせて、さらに押し込んでシャッターを切る仕組みです。

電子ダイヤル
各種設定の切り替えや再生する画像移動など、くるくると回転させて使います。特にシャッター速度や絞りの数値を可変させるときには多く使いますね。また、他のボタンを押しながらダイヤルを回すことで一度に複数の設定を片手ですることも可能です。

内臓ストロボ
夜間のストロボ 撮影や、逆光時の影補正などに使う。いわゆるストロボです。普段は格納されていて、使うときだけ自動的にポップアップ(起き上がり)したり、手動で出すこともできます。

ストロボボタン
オートモード撮影以外で、ストロボ を使いたいときには、このボタンを押すことで手動でストロボ を起動できます。

交換レンズ
ここは様々なレンズと交換できます。



カメラ上部



ISO感度設定ボタン
このボタンを押しながら電子ダイヤルを回すことで任意のISO感度を選ぶことができます。ちょっと慣れてきたらガンガン使いましょう。

電源スイッチ
使うときはONに、使わないときはOFFにしておきます。ただしコンパクトデジカメと違い電源を入れっぱなしでもそれほど電池は減らないので、切るのを忘れても心配しすぎる必要はありません。

モードダイヤル
一番お世話になることが多いダイヤルです。ここを切り替えることで、全自動にしたり、シーン別の設定にしたり、任意の設定モードにしたりと、撮影するモードを切り替えるダイヤルです。詳しい説明は「撮影モードの解説」もご覧ください。

アクセサリーシュー
大型のストロボなどをオプションで取り付けるための部分です。普段は必要ない部分ですが、接点にはホコリや汚れがたまりやすいので、定期的に掃除しましょう。



カメラ背面



カメラ背面は一番ボタン類が多く、一度に全部覚えるのは不可能です。機種ごとに配置なども違いますが、基本的な機能はどのメーカーもほぼ同じです。メーカー特有の機能は別として、初心者向けの基本的な部分だけにしてあります。

メニューボタン
各種設定や調整などを行うメニュー画面を呼び出すボタンです。右下にある十字ボタンと真ん中のSETボタンなどで調整・決定を行います。

ファインダー
一眼レフカメラはここをのぞいて撮影するのが基本です。

視度調整つまみ
意外に知られていない機能で、自分の目の視度に合わせてファインダーの四角い枠が鮮明に見えるように調整します。メガネやコンタクトなどは、つけた上で調整します。これの調整がしっかりできていないと、ピントが合っているのにボケて見えたりします。

ライブビューボタン
最近のデジタル一眼レフにはついている機能で、コンパクトデジカメのように液晶画面を見ながら撮影することができます。

露出補正ボタン
手動で露出補正を行うことができます。このボタンを押しながら電子ダイヤルを回して調整します。

ホワイトバランス調整ボタン
手動でホワイトバランス調整を行うときに使うボタンです。調整を間違うと実際の色と違った出来栄えの写真になります。

AFモード切替ボタン
ピント合わせのモードを切り替える際に使います。普通にピントを合わせるワンショットや、動いているものにピントを合わせ続けるAIサーボモードなどがあります。

ドライブモード・セルフタイマー設定ボタン
1枚撮影や連写撮影、セルフタイマーの設定などが行えるボタンです。

ピクチャースタイル設定ボタン
人物撮影や風景など、被写体に合った色やコントラストなどを変更する機能です。最適にすることで、より仕上がりのよい写真になります。

再生ボタン
撮影した画像を後から確認するための再生ボタンです。十字キーや電子ダイヤルで送ることができます。


デジタル一眼レフカメラ入門初心者講座より引用


ボタンの機能や位置は少しずつ覚えれば大丈夫

それぞれのボタンの名称を覚えたって意味はありません。カメラを自分のものにするためにはそのボタンがどういう働きをするのかをしっかりと把握しておく必要があります。そうはいってもなかなかこれだけのものをすぐには覚えることは難しいです。写真の撮り方やテクニックを学んでいくのと同時に少しずつ覚えていきましょう。

まず最初に覚えるべきボタンなどは、赤字でご案内していますので、これらを先にマスターしてしまいましょう。




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